資料で学ぶ長時間透析

長時間透析の治療方法

1回8時間の透析を週3~4回行い、
食事・水分制限がない治療法

4時間透析と比べて身体に負担をかけにくい8時間の長時間透析を行うことで、透析そのものによる身体の疲労を軽くし、透析アミロイドーシス症をはじめとする合併症の予防や食欲の増加、むくみの解消、肌色の改善といった様々な効能が期待できます。

さらに、長時間透析によって血圧をコントロールするため、食事・水分制限は行わない「自由食」という療法も長時間透析とセットで行っており、高いQOL(生活の質)を実現できた!といった声が透析者から多数寄せられています。また糖尿病透析患者の10年生存率においても、4時間透析が主流な日本透析医学会(JSDT)に比べて約2倍の成績※を収めることもできました。

しっかり透析をして、しっかり食べる。食事・水分制限によるストレスがない生活で、いきいきとご家庭や社会で活動していただけることが、長時間透析の最大のメリットです。

※長時間透析を実施しているクリニック(かもめ日立クリニック)の2017年までの14年間に10年以上追跡して得た透析者49名の生存率と2010年の日本透析医学会(JSDT)の成績を比較

※内容はすべて実例に基づいておりますが、実感には個人差があります。

透析とは、大切な「治療法」であり、
透析者が付き合い続けなければならない「生活の一部」でもあります。
「透析を選ぶ」ことは「生き方を選ぶ」ことに繋がります。
長時間透析情報館は、透析者ひとりひとりの人生に最適な選択肢が選ばれることを願っています。