資料で学ぶ長時間透析

メリット・デメリット

Merit

メリット

  • 制限・体調の改善

    8時間という長時間の透析により高血圧の原因となる様々な尿毒素を除去できるため、これまで透析者を苦しめていた、食事制限や水分制限、ひどい倦怠感、かゆみ、肌の黒ずみなどを改善することができます。

  • 投薬量の減少

    降圧薬や利尿薬、P吸着薬といった経口薬副錠剤を減らすことも可能になります。

  • 身体への負担軽減

    低血液流量でゆっくりと血液を回していくので身体への負担も軽減できます。

  • 制限なしの生活

    長時間透析は制限のない自由食とセットのため、健康な家族と同じ食事を楽しめたり、外食に行けるようになったりと、ストレスの軽減や体重・体力の回復が期待できます。

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デメリット

  • 時間の制約

    単純に、透析による拘束時間が一般的な透析(4時間)から倍になるため、仕事や家庭生活への時間的な制約が伴います。

  • クリニック数の少なさ

    長時間透析(8時間)+自由食を実施しているクリニック数が少ないため、誰もが気軽に選択できる治療とは言い難い現状があります。

メリット・デメリット

※内容はすべて実例に基づいておりますが、実感には個人差があります。

透析とは、大切な「治療法」であり、
透析者が付き合い続けなければならない「生活の一部」でもあります。
「透析を選ぶ」ことは「生き方を選ぶ」ことに繋がります。
長時間透析情報館は、透析者ひとりひとりの人生に最適な選択肢が選ばれることを願っています。