主に肝臓で作られる蛋白質。
透析に伴う合併症は主に下記のようなものが挙げられます。
◆不均衡症候群
◆血圧低下(低血圧)
◆腎性貧血
◆高血圧
◆透析に伴うかゆみ・ピクつき
◆感染症
◆心不全・肺水腫
◆骨や関節の異常
◆末梢動脈疾患(PAD)
◆高カリウム血症
「長時間透析と自由食」を掲げて金田 浩(長時間透析の先駆者)が設立した、長時間透析を専門に行うクリニック。透析治療は、1回8時間の透析を週に3回。食事は健康なご家族と同じものをお召し上がりいただく自由食の採用が大きな特徴です。
血管のGAG。GAGのなかでも主にコンドロイチン硫酸とヘパラン硫酸で構成されています。
長時間透析における自由食の論議において、健康状態(同化状態)と病的状態(異化状態)の指標として用いられることもあります。
結合組織に存在するアミノ酸を含む一群の酸性多糖。鮭の頭の先端(氷頭)に豊富に含まれます。
下記種類があります。
◆コンドロイチン硫酸
◆ヘパラン硫酸
◆ケラタン硫酸
◆ヒアルロン酸
◆デルマタン硫酸
クレアチンリン酸(筋肉が運動するためのエネルギー源)が代謝されたあとにできる老廃物の一種。数値は筋肉の量に左右されます。通常は腎臓でろ過され、尿として排出されます。腎機能の指標の一つ。
血圧を下げる薬のこと。
※個人の体調や数値をもとに必要量は調整されます。
カリウムを吸着し、体外への排出を促す薬です。
※個人の体調や数値をもとに必要量は調整されます。
腎臓の中の糸球体が1分間にろ過している血液の量のこと。「年齢」「性別」「クレアチニン値」から算出されます。
血液中では蛋白(アルブミン)と結合して大分子物質となりますが、蛋白から遊離すると分子量は小さくなります。通常透析での除去が困難で、蓄積されて高濃度になります。毒性が強く、炎症、代謝障害、心血管障害などを引き起こします。
主に下記のようなものが挙げられ、それぞれ蛋白結合率が異なります。
◆p-クレシルグルクロイド(PCG)
◆馬尿酸(HA)
◆インドール-3-酢酸(IAA)
◆インドキシル硫酸(IS)
◆p-クレシル硫酸(PCS)
◆3-カルボキシ-4-メチル-5-プロピル-2-フランプロピオン酸(CMPF)
8時間行う透析。必ず自由食とセットとなります。
※5時間以上を長時間透析と定義する場合もありますが、本サイトにおける長時間透析とは、8時間に限ります。
半透膜の性質を利用して、溶液中の高分子物質(たんぱく質、酵素など)、低分子物質(電解質、糖分など)などを分けること。主に腎臓機能の一部を人工的に補い、血液中の有害物質を取り除く治療法のことを言います。透析療法。人工透析。
透析を受けている方のこと。透析患者とも言います。
本サイトでは「透析者」という言葉を使用しています。
体の中の水分が適正な状態の体重。
腎臓機能が低下したことによって引き起こされる症状の総称です。
半透膜の性質を利用して、溶液中の高分子物質(たんぱく質、酵素など)、低分子物質(電解質、糖分など)などを分けること。主に腎臓機能の一部を人工的に補い、血液中の有害物質を取り除く治療法のことを言います。透析療法。人工透析。
小腸からのカルシウム吸収を促進させ、骨粗しょう症のリスクを低下させる薬です。
※個人の体調や数値をもとに必要量は調整されます。
血液のリンの濃度を低下させ、高リン血症による動脈硬化や骨折などを予防する薬です。薬によってその仕組みは異なります。
※個人の体調や数値をもとに必要量は調整されます。
ヒト心房性利尿ペプタイド(human atrial natriuretic peptide)。単位はpg/dl。
主に心房で合成,貯蔵され血中に分泌されるホルモン。数値は血液検査から抽出され、透析においては心臓にかかる負担を評価する指標となります。
平均血圧(mean arterial (blood) pressure)。単位はmmHg。
「平均血圧=最低血圧 +(最高血圧−最低血圧)÷ 3」で計算されます。
透析とは、大切な「治療法」であり、
透析者が付き合い続けなければならない「生活の一部」でもあります。
「透析を選ぶ」ことは「生き方を選ぶ」ことに繋がります。
長時間透析情報館は、透析者ひとりひとりの人生に最適な選択肢が選ばれることを願っています。