倦怠感

倦怠感

長時間透析で改善できること

倦怠感

4時間透析者は、透析後、倦怠感に見舞われる場合が多く、「透析後に音が聞こえにくくなった」「帰宅後は寝込んでしまう」「透析後は家事ができなくなった」といった悲痛な声も聞こえてきます。

対して、長時間透析は除水をゆっくり行い、低血流量により透析後の疲労感も軽減されます。さらに自由食によって、制限なく好きな食事を楽しめるため、日頃より感じていたストレスからも開放され心身ともに良好な状態になり、倦怠感を感じにくくなります。

Dさんのエピソード

4時間透析を行っていた時は早く帰宅できるけど、ひどい倦怠感に見舞われて、ぐったりしてしまうことが多かったです。キッチンに立つこともできず、夕飯の支度がとにかく大変で……。家族のご飯を作れない日も多くありました。

長時間透析に切り替えてからは、帰宅後すぐに台所に立つことができるようになりました。今までは倦怠感で動くのが辛かったのに、長時間透析を行うようになってから、しゃきしゃきと動けるように……!
透析後のダルさも、以前と比べると軽くなりました。

拘束時間の短い4時間透析が良いと思い込んでいたけれど、帰宅後に辛くて動けなくなっていたから、QOL(生活の質)は良くなかったかもしれません。今の長時間透析の方がQOLが高い気がしています。

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長時間透析で改善できること

※内容はすべて実例に基づいておりますが、実感には個人差があります。

透析とは、大切な「治療法」であり、
透析者が付き合い続けなければならない「生活の一部」でもあります。
「透析を選ぶ」ことは「生き方を選ぶ」ことに繋がります。
長時間透析情報館は、透析者ひとりひとりの人生に最適な選択肢が選ばれることを願っています。