筋肉をつける意義

解説でわかる長時間透析

筋肉をつける意義

更新日
-
追加日
2021.08.01

食事性の多くのナトリウム(Na)は筋肉や皮膚(皮下組織)に取り込まれて貯留され、食事性の多くの水は筋肉に取り込まれて貯留されるという仮説に基づき、長時間透析者にはしっかりと栄養をとり、なるべく運動をしていただく方針を取っています。

図1:筋肉や皮膚(皮下組織)が多いと吸収されるNaや水分の量も増える(仮説のイメージです)図1:筋肉や皮膚(皮下組織)が多いと吸収されるNaや水分の量も増える(仮説のイメージです)

さらに筋肉には、ブドウ糖も取り込み、グリコーゲンとして蓄える機能があるとされており、良好な血糖管理が可能になると言われています。(図2)

※確証となるメカニズムの発見などのため、名古屋大学の研究室とともに調査・研究を行っております。

図2

KEYWORD

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※内容はすべて実例に基づいておりますが、実感には個人差があります。

透析とは、大切な「治療法」であり、
透析者が付き合い続けなければならない「生活の一部」でもあります。
「透析を選ぶ」ことは「生き方を選ぶ」ことに繋がります。
長時間透析情報館は、透析者ひとりひとりの人生に最適な選択肢が選ばれることを願っています。